スーパーに行ったら「ホタルイカ」のボイルが目についた。美味しそうなので購入することにして色合いに「春菊のおひたし」を合わせてみた。
なるべく季節の食材を食べたくて、冬には冬の野菜を! 日本には春夏秋冬があって、季節によって収穫できるものが違い、美味しい時期がある。
ホタルイカは2月〜5月が旬だそうだ。
食べ物にも陰と陽があり、冬には体を温める作用のある物、夏には体を冷やす物。
例えば春の苦味のある食材、ふき・こごみ・つくし・蕨・筍・ゼンマイ・ミツバ・セリ・行者にんにく など この苦味にはどんな意味があるのだろうか。
「春の皿には苦味を盛れ」と言うことわざがあるそうだ。苦味の中にはポリフェノールやミネラルが豊富に含まれ、細胞を活性化する作用がある。熊は冬眠から覚めると、この苦い山菜を食べて冬の間に溜まった脂肪や老廃物を出すのだそう。
日本の人たちは「冬の自分」から「春の自分」に体を整える術として、昔からこの様な食材を食すことで、自然に春の体に開放していたわけです。
調理するにはアクを抜いたりする手間もあるが、もうすぐそこにくる 春ってやつを楽しみにしたい!と思う今日この頃です。
今日はこの辺で かしこ