仕事がお休みなので、朝ゆっくり寝過ごしていたら、「ねえねえ起きて〜」と茶子さん!
おしっこに行きたくなったのかと思い、身支度を整えて散歩に出かけると、家を出たところでフリーズして家へ帰るという。
??要求は違ったのか。読めてないのは自分の方なので仕方ない。嫌々連れて行くことは出来ないしテコでも動かないので、茶子さんはひとまずお家に戻ってもらい、ニコさんとふたり散歩に出ることにした。
いつも茶子さんのノロノロペースに合わせてくれることが多いので、今日はどこ行く?行きたい方でいいよ!と任せていると、案の定いつも行けない方向へ歩き出した。
春の花や草の多いコースだったので、一緒にぶらぶらしながら散歩した。
今日は3月21日でそう言えば、恵方参りに最適な日だな〜とふと思い出して、散歩コースにある氏神さまに参る。ニコさんには、入り口のところで少し待っていてもらったが、小さい神社で私の姿はずっと見えているので、不安にはならないだろうといかせてもらった。
それから、トトロが出そうな石垣の小道を抜けて散策へ。
この小道は本当に大好きな場所。レトロな風合いをかもし出していて、ちょっとタイムスリップしたような気分になるのだ。
今日はちょっと遠回りするよ!とニコさん。遠回りしたおかげで、春の草花を撮れたのでご紹介。
木の幹に付けられていた名前は「ハナズオウ」 私のよく見るハナズオウは少し紫がかった蘇芳(すおう)色なもの。白もあると思うが、この木はなんとも言えない黄緑、若草の様な黄色がかった素敵な色であった。ハナズオウの色を調べても、この花色は出てこないのだが、花札が間違ってなければとても珍しい花色である。
それから下をみると、[タンポポ]
お天気のあまりよくない朝だったのでまだ開いていないが、タンポポは朝開いて夕方閉じる。
時期的に冬から咲くものもあるが、5月ごろまで楽しめる「水仙」 これは誰かが球根を植えたのか土に球根が混じっていたのかわからないが、道端の雑草の中に小さく花を咲かせていた。
そして極め付けに 「つくし」
つくしはスギナの胞子茎。昔、田舎では春にはつくしの煮浸しを食べていた。子供の頃だが、排気ガスのないきれいなところに生えているつくしを摘んできて、はかまを取って料理する。てっぺんの胞子穂に緑色の胞子が少し苦い。
ニコさんとのぶらぶら散歩でたくさんの春を見つけて、とてもほっこりしたところで最後に「沈丁花(ジンチョウゲ)」
これは我が家の「沈丁花(ジンチョウゲ)」
夏の梔子(クチナシ)、秋の金木犀(キンモクセイ)と並んで三大香木と言われているように、とても良い匂いだ。
ただし、花木の中では寿命がそれほど長くなく、20〜30年年と言われる。我が家のジンチョウゲも2代目で、もしやの時のために昨年挿し木をしたら、4〜5株発根したようだ。
沈丁花の育て方のサイトのリンクを貼っておきますのでご参考に。
明日からまたお天気下り坂。春の三寒四温。もうすぐ桜の花も待ち遠しい。
ぶらぶら散歩楽しかったね!
では今日はこの辺で
かしこ