今日は何日かぶりに春らしい日和になった。
・・・がニコさんのメンタルはどんよりらしい。こんな時はくっ付き虫になるのだ!と家族の膝上に上がってくる。
少々重いが、「いいよ!どうぞ!」と受け入れてあげる。
母犬の茶子さんは抱っこしてほしい!などと言ってきたことはないが、表現も仕草や行動も本当に違うので面白い。
しばらく膝上で気持ちが満たされれば、自分から降りていくし、そんな日だってあるよね!
愛犬が膝に乗りたい!と言ってきたら、あなたならどうするだろう?
人間だってくっ付きたいことあるかなあ?と考えてみるが、私自身はないなあ〜あっ!大人は不安がある時は、自分なりに心を落ち着かせるような思考とか行動をとることが出来やすいので、対処を自ずと出来ているのだと考えられる。
一方、人間の子供たちをみてみると、不安要素の強い時はくっついてくることはよくある事だと思う。やはり言語表現がまだまだ乏しいし、やり過ごす術は持ち合わせていないからだろう。
とすれば、人間とのコミニケーションに言語を使わない犬にとってはボディーランゲージで表現することとなる訳だ。
とかく、犬には厳しく躾をしたほうがいいとか、飼い主さんがリーダーとして毅然とした態度が必要とか言われることが多いが、それを一派一絡げにして不安や困った時も厳しくする、犬が匂いを嗅ぎたい時、草を食べたい時、すれ違う犬に激しく吠える時に激しく怒る飼い主さんもいる。
方や例えば犬がおやつを欲しがったりする時に、これでおしまい!と踏ん切りがつけられずに、ズルズルとあげてしまう飼い主さんや、リードワークが全く出来ておらず、犬に引きずられるように散歩している飼い主さんもいる。
犬の習性はどんなものなのか。どう言う時に困った行動が起こるのか。どう対処してあげたら、犬にとって快適に暮らせるのか。
家族である動物が、何か不安や困り事があるときには、それを感じてあげることはできているのか。
今一度自分にも問いかけながら。
人間の子供が親を選べないで生まれてくる「親ガチャ」と言う言葉が2021年の流行語大賞にノミネートされて話題となったが、それを言うなら犬や猫たちだって、飼い主さんを選ぶことは難しい訳で、動物を家族に迎える時には、「毒親」ならぬ「毒飼い主」にならないようにしたいものだ。
やっぱり気持ちを尊重して落ち着いて暮らせるのがいいよね!
朝散歩の帰り道、裏庭の アケビ をパシャリ。
可愛い小さな紫色の花
実がなったらまたお知らせしたい。
では今日はこの辺で。
かしこ