今日は昼からの雨!
午前中はゆっくりお散歩を楽しんだニコさんと茶子さん! 午後からは気温も少し下がってきたので、ふかふかのお布団の上でぐっすりお昼寝していた。
こんな時はびくともせず眠り込んでいる。
さてさて、今日はブログを書こう!とパソコンを開けて作業に入るが、机に向かって作業をしているとどうしても手元に飲み物が欲しくなる。
このコロナの影響でリモートワークになった人たちもきっと、そうそう!と言ってくれる人も多いと思う。
私は昔から「コーヒー」をよく飲む方だったが、ブログを書くようになってからというもの、あれ?何倍目?と思うほど止まらなくなる。
これはやっぱりカフェイン依存だよなあ〜と思って、おもむろにネットでカフェインレスコーヒーを探してみた。
妊娠中に飲んだ「たんぽぽコーヒー」は知っていたが、風味をもう少し感じられるノンカフェインのものはないかな?と安直に思っただけだったのだが、実はカフェインレスの世界にも色々と違いがあることが勉強できたのだ。
カフェインレスコーヒーとは、カフェインを90%以上取り除いたもの。
カフェインを取り除くわけだから、どうやって取り除くのか調べてみたところ、この作業にも3種類のやり方があった。
- 有機溶媒抽出方式 → ジクロロメタンという有機溶媒を使ってコーヒー豆からカフェインを抽出する。 ジクロロメタンとは、慣用名は塩化メチレンといい、非常に多くの種類の有機化合物を溶解するため、主に金属機械についた油脂を洗浄する用途で使用される。環境負荷と人への毒性の懸念され、皮膚や目に接触すると炎症を引き起こすことがあるとされる物質である。抽出過程で高温で揮発するため、安全性に問題ないと言われますが、日本ではこの抽出法は禁止されている。
- 水抽出法式 → コーヒー生豆に水を通し、抽出した水溶液を有機溶媒にてカフェインだけを取り除き、再び生豆に循環させる仕組み。有機溶媒が直接に生豆に接触しないので比較的安全とされる。
- 超臨海二酸化炭素抽出方式 → 化学物質を使わずに二酸化炭素と水だけを使ってカフェインを除去する方法。温度と圧力をかけて超臨界状態にした二酸化炭素をコーヒー生豆に接触させ、カフェインを抽出。
スタバのデカフェはこの方法で作られているよ!
近年たくさん流通しているエナジードリンク類にもカフェインが添加されており、多用による中毒死の事例も出ていることから、農林水産省からカフェインの過剰摂取についての注意喚起がなされている。
何事も程々に! ということではあるが、一応カフェインの人に対する影響を記してみたい。
カフェインの人に対する影響
カフェインは神経を鎮静させる作用を持つアデノシンという物質と化学構造が似ており、アデノシンが本来結合する場所(アデノシン受容体)にとりついてアデノシンの働きを阻害することにより神経を興奮させます。
コーヒーは、適度に摂取すれば、がんを抑えるなど、死亡リスクが減少する効果があるという化学的データも知られていますが、カフェインを過剰に摂取し、中枢神経が過剰に刺激されると、めまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠が起こります。消化器官の刺激により下痢や吐き気、嘔吐することもあります。
長期的な作用としては、人によってはカフェインの摂取によって高血圧リスクが高くなる可能性があること、妊婦が高濃度のカフェインを摂取した場合に、胎児の発育を阻害(低体重)する可能性が報告されています。
(参考
国立がん研究センター コーヒー摂取と全死亡・主要死因死亡との関連について
https://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/3527.html(外部リンク)
国立がん研究センター コーヒー摂取と肝がんの発生率との関係について
https://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/274.html(外部リンク)
オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ):Report from the expert working group on The safety Aspects Of Dietary Caffeine(2000)
https://www.foodstandards.gov.au/publications/Documents/safety%20aspects%20of%20dietary%20caffeine.pdf(PDF : 466KB)(外部リンク)
特に、市販されているエナジードリンクや眠気覚まし用の清涼飲料水の成分表示の多くは、100ml当たりの濃度で書かれています。缶や瓶一本当たりにすると、コーヒー約2杯分に相当するカフェインを含むものもありますので、1日に何本も飲まないようにしましょう。
農林水産省ホームページ参照
コーヒーはマグカップで3杯までにしよう!
ということで、やはり飲み過ぎは良くないようだから、超臨界二酸化炭素抽出方式で作られたインスタントコーヒーをご紹介!